Windows® / Linux用 CAN / CAN FD ソフトウェアAPI
PCAN-Basicは、 PEAK-SystemのCAN/CAN FDインターフェイスのソフトウェア開発を可能にするAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)です。PCAN-Basicは、デバイスドライバとAPI関数を提供するインターフェイスDLLで構成され、PCANインターフェイスに無償で添付されます。
PCAN-Lightの後継であるPCAN-Basicは、より多くの機能追加と、C++、C#、C++/CLR、Delphi、VB.NET、Java、Phyton 3.x などの多 くの開発言語に対応します。
主な特長
- Windows® 11(x64/ARM64)、10(x64)、Linux (32/64ビット)をサポート (ISA、パラレルポート、PCカードの各インターフェイスカードは32ビット対応)
- シングルDLL
- 合計16個までのPCANインターフェイスのチャネルに対応
- 1 CANチャネルで、ドライババッファは最大32,768 CANメッセージまで対応
- リッスンオンリ(サイレントモード)をサポート
- メッセージ受信時の通知 (Windows® Event経由)
- CANエラーフレームのサポート
- スレッドセーフAPI
- PCAN-Basic バージョン4では CAN FDに対応します
関数
Connection
- Initialize: CANハードウェアのイニシャライズ、ビットレートの設定、ドライバのログオン
- Initialize FD: CAN FDハードウェアのイニシャライズ
- Uninitialize: ドライバからログオフ Configuration
- SetValue: ハードウェアパラメータの設定 (デバッグログ、リッスンオンリ、オートリセットなど)
- FilterMessages: 受信メッセージの登録(フィルタ) Information
- GetValue: DLLとAPI情報の読み出し
- GetStatus: CANバスステータス情報の読み出し
- GetErrorText: エラーコードの取得
CAN communication
- Read: CANメッセージやステータスのリード (タイムスタンプ付き)
- Read FD: CAN FDメッセージのリード
- Write: CANメッセージの送信 (11/29ビット ID、RTR)
- Write FD: CAN FDメッセージの送信
- Reset: 送信、受信バッファのクリア
推奨ホストPC
- Windows® 11(x64/ARM64)、10(x64)
- Linux (32/64ビット)
- プロセッサ1.5GHz 以上
- メモリ2GB 以上
納品内容
PCAN-Basic API・ダウンロード
PCAN-Basic API (Linux)・ダウンロード
PCAN-Basic-Downgrade of Visual Studio Projects・ダウンロード