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PCAN-M.2

PCAN-M.2 は、最近のコンピュータボードに搭載されるM.2 インターフェイス(PCIe) とCAN/CAN FDネットワークの接続を提供します。小型のプラグインカードはエンベデッドのPC、シングル-ボードのコンピュータ（SBC）、小型のエンベデッド・アプリケーションなどに最適です。パソコンとCAN側をGalvanic Isolation (ガルバニック・アイソレーション) で300V迄保証します。1ch、2ch、4chのバージョンを用意しています。

CAN FD（CAN with Flexible Data rate）規格は、データ転送の帯域幅を拡大することを主な特徴としています。CAN FDでは、1フレームあたり最大64バイトのデータ転送が可能で、ビットレートは最大12Mビット/秒です。CAN FDは、CAN 2.0 A/B規格と下位互換性があるため、既存のCANネットワークでCAN FDノードを使用することができます。ただし、この場合、CAN FDの拡張機能は適用されません。

CAN接続アプリケーション開発用のモニターソフトウェアPCAN-ViewとプログラミングインターフェースPCAN-Basicは、標準のCAN FDをサポートします。

PCAN-M.2 manual・ダウンロード

• https://www.peak-system.com/produktcd/Pdf/English/PCAN-M.2_UserMan_eng.pdf

主な仕様

• PCIeレーンを使用したM.２スロット用CANインターフェイス
• 1ch/ 2ch/ 4ch のHigh-speed CAN(ISO 11898-2)
• M.2タイプのフォームファクタ：2280/2260-B-M;
• CAN 2.0 A/B およびFD 準拠
• CAN FDはISO/Non-ISO スイッチ可能
• CAN FDデータ領域(最大64 バイト) のビットレート：最大12 Mbit/s (最小 20 kbit/s)
• CANのビットレート：最大1 Mbit/s (最小 20 kbit/s)
• CANバス側コネクタ: D-SUB 9-pin (CiA® 106)