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MU-Thermocouple1 CAN FD

MU-Thermocouple1 CAN FDでは、熱電対の測定データを取り込み、前処理し、CAN FD経由で送信します。温度は、製品のバージョンに応じて、温度測定範囲J、K、またはTに指定されている8つのコネクタを介して測定されます。温度は摂氏、華氏、またはケルビンで取得でき、個別のスケールとオフセットで処理できます。その後、測定データは CAN FD またはCAN を介して送信されます。

データ処理、メッセージ送信、LEDディスプレイは、無料のWindowsソフトウェアThermocouple FD Configurationで設定します。コンピュータ上で作成された設定は、CANバスを介してMU-Thermocouple1 CAN FDに転送され、MU-Thermocouple1 CAN FDは独立したCANノードとして動作します。複数のデバイスをCANバス上で個別に構成できます。

主な仕様

• 計測レンジ： J: -210 ～+1121 ℃,K: -200 ～+1370℃, T: -200 ～+400 ℃
• 精度：0.2%
• 基準センサーの精度：通常±0.5 K, 最大±1.0 K （周囲温度+25 ℃時）
• CAN通信における温度データの分解能：1/16℃
• データ転送およびコンフィグレーション時はHigh-speed CAN接続（ISO 11898-2）
• ビットレート：40 kbit/s ～最大1 Mbit/s
• 500 V までのガルバニック・アイソレーション
  
• CAN 2.0 A/B準拠